今回はMacBookに必須アイテム。
USB-C HUBのご紹介です。
先日ご紹介した「dodocool USB-C HUB」
機能面では十分期待に応えてくれるとてもいいHUBなのですが、少し気になる点が。
MacBook Airに挿した時、本体と接するところで2mmほどの段差が出る。
先端がMacBookから1cmほど飛び出す形になる。
この部分がどうもしっくりこないんですよね。
そこで別のHUBを試してみることに。
今回試してみたのが、すでに多くの方がとても良いと評価している
「Satechi USB-C PRO HUB」
です。
Satechiの製品はどれもApple製品にとてもマッチするデザインで、機能も充実。
純正品?っと言っても良いくらいに素晴らしい製品です。
ただその分、価格が他の製品に比べてもちょっと高いのが難点。
今回価格にみあった製品なのかどうか、デザイン等も含めてレビューしたいと思います。
Satechi USB-C PRO HUB レビュー
Satechi USB-C PRO HUBも2つのポートを使って直接挿すタイプのHUBです。対応しているMacBookは以下のモデルとなります。
・MacBook Pro(2016/2017/2018/2019)
13インチ・15インチ
・MacBook Air( 2018/2019)
HUBは7つのポートに対応している7 in 1のHUBです。
・HDMI x 1
・THunderbolt3 x 1
・USB-A x 2
・USB-C x 1
・SDカードスロット x 1
・MicroSDカードスロット x 1
・Thunderbolt3:5Kまたは4K@60Hzのビデオ出力 40Gbpsの転送速度 PD充電に対応
・USB-A:USB3.0対応 転送速度は5Gbps
・USB-C:転送速度5Gbps 充電は不可
搭載されているポートは必要十分だと思います。
カラーはシルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色展開。
お持ちのMacBookに合わせることが可能です。
パッケージ
いつものようにパッケージから。
いつものSatechiのロゴと本体写真が印刷されたシンプルなデザインのパッケージに。
パッケージの裏面には、HUBの機能説明が写真とともに書かれています。
いつもの安心感が感じられます。
本体デザイン
今回購入したのはMacBook Airに合わせてスペースグレイ。
本体は艶消しのアルミニウム素材。
2つのUSB-Cポートに直接挿すタイプのHUBです。
差込口にかけて緩やかな傾斜が付いているデザイン。
差込口とHDMIポート、下部はブラックになっており本体が引き締まって見えます。
とても格好いい!
上部にHDMIポート。
HDMIポートが上部にある方が、他のデバイスの抜き差し時に邪魔にならずスムーズなんですよね。
HUBを選ぶ時は、上部にHDMIポートが搭載されている製品を選ぶようにしています。
側面は、Thunderbolt3、USB-A x 2、USB-C、MicroSD/SDカード。
サイズは、114mm x 28mm x 10mm。
重さは38g。
持ち運ぶにもちょうどいいサイズです。
dodocool HUBとサイズ比較
ここでdodocoolのHUBとサイズを比較してみました。
サイズはほぼ同じです。
傾斜がついているSatechiのHUBの方がデザインも良くて、サイズも小さく感じます。
デザインの違いって大きいですね。
MacBook Airに装着
色合いも若干の違いはあるけどdodocoolよりもMacBookに近い感じがします。
純正品って言ってもいいくらいかな。
本体からもはみ出す事なく綺麗におさまっています。
本体との段差もほどんどありません。ツライチになりました。
見た感じも隙間なく綺麗にハマってる感じです。
でっぱりも段差もない、これを求めてました。
付けた感じはSatechiの方が断然いいですね。
もうひとつ嬉しいことが。
MacBook Airを持ち運ぶ時は、傷をつけたくないのでLENTIONのシェルカバーを付けていました。
シェルカバーをつけるとUSB-C HUBを付けることが出来なかったのですが、なんとSatechiのUSB-C HUBはMacBookのフタ部分だけですが、シェルカバーを付けたまま装着することが可能。
このおかげで外出先でもカバーを使って傷を防ぎつつUSB-C HUBが使える。
これは嬉しい限りです!
各ポートチェック
順を追って各ポートをチェックしたいと思います。
まずはHDMIポート。
持っている外付けモニターが4K対応ではないので4K出力の確認はできませんが、問題無く写すことができました。
次にThunderbolt3での充電チェック。
約27Wとこちらも問題無く充電できてます。
最後はThunderbolt3、USB-C、USB-A、SDカードスロットそれぞれの転送速度を計測してみました。
まずはThunderbolt3にSanDiskのポータブルSSD(500GB)をつないで計測。読み取り速度:506.4MB/s
書き込み速度:470.3MB/s
十分な速度が出ています。
次は同じポータブルSSDをUSB-Cにつないで計測。読み取り速度:414.6MB/s
書き込み速度:402.1MB/s
十分な速度が出ていますが、できればこのポートもThunderbolt3だと良かったなぁと。
計測に利用したSanDiskのポータブルSSDもレビューしていますのでご参考に。
次にUSB-AポートにコンパクトSSD「FlashGet」をつないで計測。読み取り速度:38.2MB/s
書き込み速度:36.4MB/s
残念ながらUSB-Aでの接続では十分な速度が得られませんでした。
こちらはdodocoolのHUBの方が速度は出ていました。
普段はUSB-Cでの接続がメインなので問題はないのですが、ちょっと残念ですね。
「FlashGet」についてもレビューしていますので参考までに。
最後は一番利用頻度の高いSDカードで計測してみます。
計測に使ったSDカードは、スピードクラス10、UHSスピードクラス3、読み取り速度95MB/sのものです。
SDカードは裏面を上にして挿します。
間違えないように注意が必要です。
HUBにも差し込む方向のイラストが書かれています。
読み取り速度:86.4MB/s
書き込み速度:74.5MB/s
読み取り速度も95MB/sに近い速度が、書き込み速度は最低書き込み保障速度の約2倍の速度が出ているので十分です。
まとめ Satechi USB-C PRO HUB これが1番のおすすめ!
ここまで本体デザインや転送速度、dodocoolのHUBと比較しながらみてきました。
いかがでしたでしょうか?
結論として、機能面で一部転送速度で差がありましたが、デザイン面でMacBookにとても合うし、気にしていたでっぱりや段差がないなどSatechiのHUBが1つ上かなぁと。
まぁ価格が高い分上でないと困りますが・・・
いろいろとMacBook用のUSB-C HUBを試してきましたが、どうやらSatechiのHUBに落ち着きそうです。
MacBookには必須アイテムのUSB-C HUB。
HUBにもケーブルタイプのものから今回のように直接挿すタイプ、LANポートがついているタイプなど種類が豊富です。
選ぶのもそれなりに大変です。
この記事が少しでも選ぶときの参考になれば幸いです。
最後にHUB意外にもSatechiの製品(マウスやマウスパッド)を使っています。
個人的にデザイン、機能ともに、とても優れた製品で気に入っています。
これからもすばらしい製品をご提供して頂けたらと思っています。



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