【レビュー】TWSBI ECO デザイン・書き味良くて使って楽しい万年筆

Stationery

最近は職場でも自宅でも字を書くときは万年筆がデフォルトになってきた。
そんなどっぷり万年筆沼にハマってるソウマパパです。

今日は以前からずっと気になっていた台湾メーカーの万年筆「TWSBI ECO」



早速購入したのでレビューしたいと思います。

初の台湾メーカーの万年筆。
どのような感じか、とても楽しみです。

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 TWSBIってどんな万年筆

TWSBIは台湾の三文堂筆有限公司が製造、販売する万年筆ブランドです。
万年筆に詳しい方は良く知ってるメーカーだそうです。
僕は最近知りました。



ちなみにTWSBIブランドの名前の由来は

「三文堂」をアルファベットで表すと「San Wen Tong」となり、頭文字を後ろから表記すれば「TWS」となります。このTWSに中国語で「筆記具」を意味する「BI」を加え、私たちはブランド名をTWSBIと名づけました。
                 
                引用先:https://twsbi-sakaijapan.com/

なかなか興味深かいなぁと。

TWSBIは日常的に使いやすくて有名なドイツのLAMY同様に、価格も低めに設定されたお手軽万年筆のひとつです

TWSBIにのラインナップは大きく分けて3つあります。



TWSBI GO:簡単吸入ですぐにGO(書き始めることができる)



TWSBI ECO:人気のカラーペン



TWSBI ダイヤモンド / mini:愛好家も認める実力派





インクの補充機構は吸入式です。

GOは、インクボトルにペン先を入れて尻軸を1回プッシュして直接万年筆本体にインクを入れる形式です。
一度に約1.5mlほどインクが入ります。
簡単吸入ですぐに書き始められる事から“GO”と名付けられたようです。

ECOやダイヤモンドは、インクボトルにペン先を入れて尻軸を回して直接万年筆本体にインクを入れる形式です。
一度に約2mlほどのインクが入ります。
万年筆の中ではかなりの量を入れる事ができます。

万年筆の軸は全てスケルトン仕様になっています。



インクの残量も分かるし、なによりも自分の好きな色のインクを入れて眺めることもできますし、万年筆の色、鞄や服装に合わせたコーディネート、季節に合わせたコーディネートなど、幅広く楽しめる事も人気の一つです。

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 TWSBI ECO レビュー

今回はラインナップの中でも人気のあるECOを購入しました。
色はホワイト。ニブは自身初となるSTUB1.1です。

パッケージ



万年筆の外箱には珍しい薄茶色の外箱。
外箱の中心にTWSBIの赤いロゴが。シンプルで格好いいデザインです。




外箱を横にスライドさせると半透明のプラスチックのケースが現れます。
裏には各部位の名称が中国語と英語で書かれています。

中は赤色の紙に包まれているようです。

付属品



プラスチックケースを開けると、本体や分解工具がきれいに梱包されています。



中身は本体・分解工具・シリコングリス・取扱説明書



取説は中国語と英語表記のみですが、日本で販売されている物には日本語表記の取説が入っているようです。




付属の工具はインクを変えるために軸を洗浄する時や、軸の中のピストンの動きが悪くなった時にシリコングリスを塗る時などに使います。




取説に分解・組み立て方法の動画用のQRコードがあるのでそちらを参考にすれば簡単です。
この点はほんとありがたいですね。
無くさないように大切に保管しておきましょう。

本体・デザイン





ホワイトはキャップと尻軸の部分がホワイトになっています。
とても美しいです。
軸はクリア。
自分の好きな色のインクを入れてこの透明軸から見ることができる。
そう考えるだけでもワクワクしてきます。





キャップのシルバー部分にはTWSBIとECOの文字が。
天冠部分には赤色でTWSBIのロゴマークが入っています。
アクセントになって良いですね。



ペン先はスチールです。(画像だと金色っぽく見えますが銀色です)
TWSBIの文字とロゴが彫刻されていて、これまた美しい。

全体的にとても美しいデザインなのが印象的です。

インクを入れる

早速インクを入れたいと。
今回入れるインクは、セーラーの四季織シリーズの海松藍(みるあい)です。



深緑の色がとてもシックでいい感じの色です。
ただ透明軸に入れると黒っぽく見えるのがちょっと残念。




まずは尻軸を時計回りに回してピストンをペン先までいっぱいに伸ばします。




ペン先をしっかりボトルの中に入れて尻軸を反時計回りにゆっくり回します。
するとインクが軸の中に吸い上げられます。
ペン先に付いた余分なインクを拭き取れば完了です。




コンバーターと違ってたっぷりインクが入ります。
よく見ると薄ら緑色見えるかなぁ。

早速書いてみた!

今回はRHODIAの方眼メモに書いてみました。
インクのにじみも無く、裏抜けも無いのでとてもいいメモ用紙です。



初めて使うSTUB(スタブ)ニブ。
スタブニブは、幅広のペン先で横に書くと細く書けて、縦に書くと太くなるって感じのちょっと変わったペン先です。

カリグラフィーに近い感じかなぁ〜と。
最初はちょっと慣れなかったけど、しばらく使うとすぐに慣れてきました。
ほどよいカリカリ感(いい意味での)もありインクフローも問題なし。

STUBニブ独特の字体がとても面白くて書くのが楽しいですよ。



海松藍のインクの色も書き始めは黒って感じですが、乾くとシブい緑色になります。
結構お気に入り。

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 まとめ 低価格でも侮れないオススメ万年筆のTWSBI ECO

ここまでデザインや書き味について見てきました。

低価格でありながら、インク補充は吸引式で、デザイン性も高く、スチールペン先にしては書き心地も良くとてもオススメの万年筆です。

海外ブランド万年筆デビューにもいいですね。

クリア軸も綺麗で好みのインクの色を楽しめて、色々物と合わせてコーディネートもできとってもお洒落ですよ〜

気になるところも今のところは見つからず、LAMYにも劣らずとっても素晴らしい出来だと。

長く使っていきたい万年筆の1本になりそうです。



良すぎて色違いかワンランク上のダイヤモンドを買ってしまおうかと、嬉しい悩みがまた一つ増えました。




気になる方はぜひチェックしてみて下さい。


感想やご質問などコメントもらえたら嬉しいです!

最後に、このブログが皆さんのお役に立てたら幸いです。
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