机で作業するときに欠かせないのがデスクライト。
部屋のライトだけでは手元の明かりが心もたない。
今まで使っていたのは近所のホームセンターで1年くらい前に購入した安めの物。
当時はあまりこだわりもなく、明るくさと見た目だけで選んでいました。
ただ安かったこともあり、アームの関節部分がヘタってきて、止めたいところで止められなくなり、そろそろ限界に。
そこで今回、色々なところで評価の高い山田照明のZ-Lightシリーズを購入してみました。
値段は高めですが、さすが老舗照明器具メーカーが作ったデスクライト。
照明1つでこんなにもデスク周りが快適になるとは思っていませんでした。
想像以上に良かったのでレビューしたいと思います。
山田照明とは?
山田照明は、知る人ぞ知る老舗の照明器具メーカーです。
今から約66年前に初代社長の山田繁夫さんがアメリカで見た作業灯を改良して発売したのが始まりのようです。
Z-Lightシリーズ
山田照明といえば、Z-Lightと言われるくらいにとても人気のあるシリーズです。
ライトの長いアーム部分が ”Z” の形に折れ曲がるところからその名がつきました。
むき出しのバネにシンプルでどことなくレトロ感も漂うデザイン。
様々なタイプがあり、使いやすくて、長年のファンも多いようです。
Z-Light Z-10N レビュー
今回購入したのは、Z-10N。
薄型でシンプルなデザイン。
それでいて2430Lの明るさが特徴のデスクライトです。
Z-10N スペック
項目 | 内容 |
---|---|
素材 | アルミニウム・樹脂・鋼 |
明るさ | 2430L(白熱灯1500W相当) |
サイズ | セード幅 420mm アーム長 360mm |
本体重量 | 1.4kg |
消費電力 | 11.9W |
クランプ取り付け条件 | 厚さ 45mmまで 奥行き 30mm以上 |
保証期間 | 1年 |
セード幅(ライト部分)が広めで、2430Lの明るさもあり、机全体を照らしてくれます。
パッケージ
想像よりもコンパクトなパッケージ。
中身は、本体・クランプ・バネ x 2・電源アダプタに取扱説明書です。
本体
購入したのはシルバー。
Z-10Nはブラック・シルバー・ホワイトの3色展開。
シルバーだと埃も目立たなさそうなのと、デスクライトではちょっと珍しい色だと思って。
アーム部分はアルミニウム素材です。
軽くて丈夫そうです。
そう簡単には曲がったりはしないと思います。
セード幅(ライト部分)は420mmと広め。
ただ幅目一杯にLEDがついているのではなく、両端50mmにはついていない形状です。
セードの関節部分はプラスチック製でクリア。
このプラスチック部分のフタを外すと調整用のネジが見えます。
付属の六角レンチを使って調整が可能。
セード天板に電源ボタンが1つあります。
このボタンで、点灯/消灯、調光が可能。
・長押しすると調光(100%〜5%)
・2回押すと最大の明るさに
ラストメモリー機能があり、消した時の明るさで次回点灯時は点きます。
シンプルで使いやすいですね。
関節部分の作りもしっかりしています。
この関節部分の調整も同じ六角レンチで。
クランプに本体を挿すようになっています。
クランプと本体は固定しません。
これによりデスクライトを360度自由に動かすことができます。
クランプ
クランプも本体と同じシルバー。
先に述べた各関節の調整に使う六角レンチが収納できるようになっています。
付属の六角レンチとかってなくしちゃうし、必要な時にすぐ調整ができるので、非常に便利でありがたいですね。
細かいところですが、評価が高いのも納得できる部分だと。
Z-10Nのクランプは他の製品のクランプと少し違う点があります。
普通クランプは、机などに挟んで机の下側から回して止めるのが一般的です。
Z-10Nのクランプは、クランプ上部を回して固定する仕組みなっています。
これがとても便利で、机の下に潜らなくてしっかり止めることができるんです。
この作りは本当に素晴らしい!
もちろんクランプと机の接触面には、傷防止としてゴムとフェルトがついています。
クランプが取り付けができる厚みは45mmまで、必要な奥行きは30mmとなります。
画像のようにしっかりと挟み込んで、ライトを挿してもグラつくことはなさそうです。
組み立て
組み立てと言っても、付属のバネを2本つけるだけです。
○印の部分に付属のバネをしっかり取り付けます。
アームの角度を90度にすると楽に取り付けることができます。
ある程度の力は必要ですが、女性の方でも問題なく取り付けることができると思います。
取り付け
設置したい場所にクランプを取り付けます。
クランプが設置できたら、本体をクランプに差し込みます。
最後に電源アダプタを接続したら取り付け完了です。
組み立てから取り付けまで、10分もあればできちゃいます。
アームは並行に動かしたり、手元に近づけたりと柔軟に動きます。
もしアームの動きがスムーズでない時は、先にも述べましたが、付属の六角レンチを使って○印の部分を緩めたり締めたりして調整ができます。
使用感
Z-10Nは色温度の変更はできません。
昼白色のみとなります。
2430Lととても明るいです。
最大だと僕には明るすぎたので少し落として使っています。
明るさ調整は、100%〜5%の無段階調整が可能。 5% 100%
画像では分かりづらいですが、明暗のさがしっかりとあります。
自分の好み明るさにぴったり調整できるところも良いですね。
ボタンの長押しだけでできるところも分かりやすい。
アームの動きもとてもスムーズ。
止めたいところでピタッと止まって、かなり快適です。 通常ライトの影
Z-10Nの影
Z-10Nは、多重影ができにくく、自然な影となります。
優しい光と、自然な影のおかげで文字をたくさん書くには非常に良いです。
目に優しくて、疲れにくく、すこぶる快適です。
まとめ 自然な光で目に優しくて アームの動きもスムーズで快適!
本記事では、山田照明のZ-Light Z-10Nについて見てきました。
今回、Z-10Nを購入してみて、やはり長年愛されている物は素晴らしいことを改めて実感しました。
価格は10,000円を超えるので決した安い物ではないけど
目に優しくて疲れにくい
照らしたいところをしっかりと照らしてくれる
操作も簡単でアームの動きもスムーズ
と言った多くのメリットを考えると、決して損はしない買い物だと思います。
Z-10Nは色温度調整ができないので、色調整付きがいいという方には、上位モデルのZ-80Nがオススメです。
デスクライトに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
感想やご質問などコメントもらえたら嬉しいです!
最後に、このブログが皆さんのお役に立てたら幸いです。
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